急性痛の慢性化予防のための理学療法.PTジャーナル Vol.54 No.10. OCT. 2020
こんにちは、あるいはこんばんは。赤茄子です。
療養病棟では無いのに、1年くらい入院している患者がいます(私の担当では無いですが)。閉塞性動脈硬化症で足部潰瘍も生じている方ですが、Drからは荷重OKでどんどん歩いて~なんて言われてます。しかし足部痛は残存~増悪している状態で、いったいいつになったら帰れるのやらといった感じ。話を聞いていると、「歩くと痛くなるの~」「誰も痛いのわかってくれない…」と声を漏らしており、だいぶネガティブになっておられるよう。
あれ、これが慢性疼痛?これが破局的思考ってやつか。
って思ったので、復習がてらOSPTJ(ワンシートPTジャーナル)しました。
詳細は上記画像を参照
感作は生理学的なものなので仕方ないのかな。大事なのは感作を増悪させない(中枢性感作にさせない)ように破局的思考を抑制することです。
「今、あなたが痛みを感じやすくなっているのは○○が○○で~」みたいに論理的に説明できれば、患者もセラピストを信頼し、不安が解消されるのでは無いでしょうか。
赤茄子